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日干番茶包装のこと

どうも、店主のゆきです。

日干番茶のパッケージがサトナカズとほぼ同じ大きさ、ということを昨日書きました。
EMELONで出す商品のデザインはいつも武司くんですが、昨日、ミーティングで彼のアトリエに行ったところ、こういうのを見つけました。



見る人が見たら分かると思うのですが、これは木版に使う板木です。

そうです。日干番茶のリーフレットに使われているデザイン、原画はこれで作られているんです。


これですね。

3つの版木を使って、ひとつに仕上げ、それをPCに取り込んで加工をします。1からPCで作ったんではなく、武司くんの仕事は結構こういうの多い。って言うか、ほとんどこういうのです。まず、書いて、それを取り込んで作る。

なので、出来上がりはなにかこう、揺れがあるというか、程よい隙がある感じになってきます。手仕事が必ずデザインに表れてくるんですね。

3つの版木を和紙に刷るとこんな感じです。キレイですねー。

ちなみに、ボール紙のパッケージは印刷されたのが届けられ、武司くん自らが糊を貼って作っています。



もうひとつ言うと、モナリザで売ってる伊勢うどんもパッケージも武司くんが自分でプロ内職のごとく、糊で貼り貼りしています。このように、EMELONの商品の殆どが手仕事です。

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